2022年度の入試に向けた各塾の偏差値比較、女子版です。抽出元は志望校判定SO1回、四谷大塚2021結果偏差値、日能研2021結果偏差値、首都圏模試4月予想偏差値です。※市進は昨年9月版
2023年度受験用はこちらから。
偏差値順
日程順
目立つ変動があった入試
各塾で入試直前の偏差値と結果偏差値で目立つ変動のあった入試を並べています。赤背景色は上昇、青背景色は下降です。男子同様に、大学附属系属校と複数回入試校の人気は継続していますね。
80偏差値の分布
以下は、主な女子校の四谷、SAPIX、首都圏模試の80偏差値の分布(複数回入試のある学校はそれぞれの回を入力するので縦長)です。
首都圏模試
それぞれの塾で、重なり方や見え方が多少異なりますね。サピ50=四谷60=首都圏模試68くらい。首都圏模試はぎゅっと上部になるので高さが狭く、逆にSAPIXだと分布が広く見えます。
四谷の80偏差値と50偏差値を比べると以下のようになります。実際の入学者で最も多いのは50偏差値前後なので、入学後のイメージには左側の50偏差値ゾーンを見て、入試突破には右の80偏差値ゾーンを目指す感じですね。
80偏差値〜50偏差値分布を1本にまとめると以下のようになります。だいたい入学する子の6〜7割はこのあたりだと思って良いですね。
上澄みの中での順位
偏差値比較表の各塾の偏差値をざっくり比べると、下のようになります。
サピの上3分の1と四谷日能研の上1割がほぼ同列。そして、サピの中3分の1と四谷日能研の上3分の1がほぼ同列で、首都圏模試の上1割よりもやや上にきます。
ちなみに、首都圏模試も受験するのは全小学生ではなくて、全く勉強してない子、教育に無関心な家庭では受験しません。最初から高校受験を視野に入れていたり、中学受験をしない家庭はあっても、一定の家庭学習や通塾をしている子たちが受ける模試です。
つまり、サピに入って濃厚周回カリキュラムを消化したり、四谷早稲アカで毎週テストを受けたり、それを入試までやり遂げられる時点で、一般的な小学生からしたら上の上ってことです。
これを忘れて、勉強は辛く苦しいもの、親に怒られながらするもの、という印象を植え付けるのは避けたいですね。