2024年度の受験生保護者の方からお寄せいただいた、中学受験体験記をご紹介します。
Ⓢは個別サポート、ⒶはLINEサポート・成績分析・メール相談をご利用になった方からの体験記です。
Ⓢ Kさんのお母さんの体験記
1年間にわたるサポート、息子へのご指導本当にありがとうございました。思い起こせば・・・先生のブログを読んで、私は涙したのです。Twitterにコメントして先生からリプをもらった記憶があります。その時はまだ4年だったと思います。
自塾のお世話になっている先生が大変熱い先生で、自塾にも個別はあるのですが、適宜みますよということでお願いはしていましたが(大変感謝はしています)、どうにもこうにも苦しすぎた5年を経て勇気を出して先生にご連絡をした次第でした。
お引き受けくださりありがとうございました。
先生の分析では痛いところを突かれました。そしてそれを翌日から修正できるかというと・・・難しい道のりでした。先生はよくよくご存知かと思いますが、なかなか一筋罠ではいかない算数の癖、スキルアップ。ここまで放置せずに5年のときからこの体制でやってあげればよかったかな・・・私の中受伴走の後悔があるとすればここです。
でも先生に出会って1年間、息子はさらに頑張りました。亀の歩みだったかもしれませんが、あんな点数もらっても、手ごたえがなくても絶対に算数から、勉強全体から逃げなかった。音を上げなかった、あの姿勢は親として褒める以上に誇りです。あの日々があったからこそ、4日間の激闘を乗り越えられた、4日間を通してさらに成長できたのかなと今は思えます。
子供を育てていて、親以外のお世話になっている方に育んでいただけることがたくさんあるなと常々思っておりましたが、中受を通した先生との出会いは息子の人生にとって大きなご縁だったと感じています。
1. 正しい勉強方法を身に着け、継続することの大切さ。
2. 事実を客観的に受け止め、そこから感情に振り回されず、冷静に対処していくこと(息子だけでなく、親も学びました)。
3. 何度でもやる、ちゃんとやる、やり切ることの重要性。
そして何よりも、【先生のような、尊敬できる聡明な大人に出会えたこと】中学受験勉強の師であるけれども、それ以上に一生懸命に自分に様々なこと伝えてくれる人生の大先輩。先生がそういう人であるのは、きっと先生が若いころからたくさん勉強してきたからだろうと言っています。勉強を蓄積していくことの大切さ、それは受験突破以上にひととしての魅力につながることを息子は理解したのではないでしょうか?
<第1志望に敗れ進学先を決めたあと先生に伝えた息子の言葉>
第1志望には合格することはできなかったけど、進学先でトップになりたいと思います。この進学先でトップになりたいという心持ちになれたのは、改先生の動画のおかげだと思います。トップになって、6年後自分が満足できる結果を残したいです。去年の2月から、今日までの1年間、質問事項を渡して、それに迅速に返信いただいたことは、算数の大きな礎になったと思います。1年間ありがとうございます。
あの不合格を見た直後にこの言葉を先生に伝えた息子に親として驚きました。今回の経験を自分の中でどう生かしていくか、これからを楽しみにしたいと思います。できましたら、これからも時々つながることができ、「あのときあんな勇ましいこと言っていたのにどうした?」とか、もし継続して頑張り続けられていたら、褒めてやって頂けたら嬉しいです。先生にいつかお会いしたいと言っていますが、でもその時に先生に自信を持って報告できないようじゃ恥ずかしいよねぇ、って話しています。
そして、親の私にもいつもありがとうございました。先生の定量分析と定性分析(寄り添っていただけるコメント)はいつも的確で、気合と根性論で乗り切りがちな私を冷静にさせ、子供に寄り添うためのヒントをいつも頂けたと思っています。同じようなことを質問してしまったり、なかなかすっきり改善できなかった親子でしたが、辛抱強くお付き合いくださり、本当にありがとうございます。先生呆れてないかなとたまに心配していたのですが💦
また4日間の激闘における親子のメンタルを支えてくれてありがとうございました。毎朝のボイスメッセージ、何度も聞いて、何度も奮い立たせました。あのメッセージはこれからも(少しの痛みも思い出しながら)聞くような気がします。
1年間本当にありがとうございました。
Ⓢ Cさんのお母さんの体験記
○中学受験の思い出
5年生から受験勉強を開始しました。いつも自分の意見を主張せず、周りに流されている感じの子でした。
そんな娘が文化祭をきっかけに自分で志望校を決め、自ら勉強するようになりました。
途中、親子で志望校について意見が食い違うこともありましたが、「私の受験だから後悔したくない」という娘の意見を貫きました。
中学受験を通じて成長したなと感じます。
結局、本人が行きたがっていた学校には合格は出来ませんでした。
しかし、合格した学校に進学する準備が一段落した矢先、なんと第二志望の学校から繰り上げの連絡が来るという奇跡が起こりました。
山あり谷あり、色々な経験が出来た中学受験でした。
○こうしておけば良かったと思うこと
クラスや模試の偏差値に振り回されていました。それがいけないとわかっていながらも、試験のたびに出る偏差値に一喜一憂し、穏やかでいられないことが多々ありました。
模試の成績を上げるための付け焼き刃の勉強ではなく、目標達成のために今何をするべきかもっと冷静に考えるべきでした。
○予想外や想像以上だったこと
想像以上だったことは、不合格の厳しさです。想像以上にメンタルが削られてしまいました。併願選びは慎重に行った方が良いと思いました。
予想外だったことは、都市伝説だと思っていた繰り上げ合格が本当にあるんだということです。
○やってみて良かった、役に立ったこと
算数が伸びず苦戦していました。改先生にアドバイスいただき、基礎を徹底的に練習をしたことが合格に繋がりました。答えが合うだけではなく、解き方を覚え瞬殺出来るまで何度も反復しました。一度できるようになっても期間を置いて定期的に復習しました。
決して短期間で効果が出るものではなく、途中でなかなか出来るようにならない焦りや応用問題に進めない焦りもありました。改先生の「入試に間に合えばいい」というアドバイスを心の支えにしながら根気強く取り組んだ結果、入試本番は算数が足を引っ張ることはありませんでした。
○特に困難だった時期と、その乗り越え方
6年生夏以降成績が下降し、12月の最終模試まで再浮上しないままでしたのでずっと苦しかったです。
志望校との距離がどんどん乖離し、12月の最後の模試でも第一志望第二志望の合格確率は20%未満。そんな中でも改先生は今何をしたら良いか冷静にアドバイスを下さり救われていました。
あとは、本人の志望校へ強いの想いが、困難だった時期を乗り越えられた要因だと思います。
○塾の良かったところ、良くなかったところ
集団塾の良いところは、仲間がいる点です。頑張っている仲間がいることは大変心強かったようです。
良くなかったところは、個人の弱点分析や弱点補強を行ってくれない点です。ただし、集団塾にそこまで求めるのは求めすぎかもしれませんので、そこは諦めていました。しかし、家庭で分析を試みるも素人なのでどのように分析したらよいかわかりませんでした。
そこで、いつもブログを拝見していた改先生に成績分析をお願いし、アドバイスをお願いしました。
○相談・サポートの感想、レビュー
改先生に初めて相談させていただいたのは6年生の春頃でした。塾の先生は不在が多く、タイムリーに相談や質問できないことがありました。
改先生は質問に対してすぐに丁寧な解説動画を送って下さいました。娘は改先生の美しい解き方が好きで、解説動画を楽しみにしていました。
学校選び、塾のオプション、過去問の進め方など、様々な相談にも乗って頂きました。教材を提供してくださる際も、ただ渡すだけではなく、どのように取り組みどのレベルまで仕上げるのか明確でした。
6年秋以降のサピックスオープンで偏差値40をとってしまった時、塾は冷たい対応でしたが、改先生は何をどうやるべきか冷静にあたたかく教えてくださいました。
本当に、穏やかであたたかいお人柄に何度救われたことか。先生には感謝しかありません。
また、受験終了後、中学入学に向けたアドバイスをいただけたことも良かったです。受験終了後、勉強に費やしてきた膨大な時間がぽっかり空き、それをどう使えば良いか途方に暮れてました。
改先生は終了後すぐに明確な目標や方向性を示してくださいましたので、勉強熱が冷めないうちに入学準備に取りかかれました。このアドバイスがなければ中学受験がゴールになってしまい、燃え尽きていたかもしれません。
人生はまだまだこれから、学び続けていくことが大切ということを改めて認識できました。
Ⓢ Kさんのお母さんの体験記
改先生には、2021年の長男の受験の時にたいへん有益な分析とアドバイスを頂き、先生なしには志望校に合格できていなかった、と感じるほどでした。長男の受験終了とともに3歳下の2024年組の次男の6年時のサポートの予約をさせていただきました。ただ、4年生の頃から、困ったときにはご相談し、いつも温かい助言をいただいていました。
次男は4年生のころはBコースとCコースを行ったりきたり。幼いところがあったため思うように勉強が進まず、難しい問題にあたると癇癪を起して逃げて行ってしまっていました。算数では図形が苦手で、4年生のはじめは対頂角も線が3本になるとわからなくなる、といった様子でした。どのように伝えたら理解が進むか、などお聞きして細かくアドバイスをいただけたのが大変たすかりました。
一方で、クイズ研究会に入りたいと言っている、という話からクイズ研究会のある学校をリストアップしてくださって、Bコースでも基礎をしっかりと身につけていけば、6年生時には早稲田中学などを狙える可能性もある、と言っていただいたのが印象に残っています。
当時そこまで行けるとは考えていなかったのですが、さまざまなサポートをいただいたおかげで、6年前半には早稲田の学校別コースの資格を得ることができました。正答率が高い問題を解き直すのが最も有効なのはわかっていましたが、それを抽出する時間も気力もなく、そこをサポート頂いたのは特にありがたかったです。
早稲田コースの資格はいただき、学校別コースに通っていたものの、6年生になっても成績の波は激しかったです。つらかったのは10月合不合で偏差値が5ポイント(夏前と比べて7ポイント)ほど下がってしまったことです。算数と国語がどちらもドンと落ちてしまったのが原因です。合不合の3回~5回の持ち偏差は第1志望の偏差値からかなり離れていってしまいました。
塾の面談では、この持ち偏差だと、2月1日は、第2志望を確実に取りに行って、早稲田は3日にチャレンジした方がよい、というアドバイスを頂きました。第2志望も大好きな学校ではあったのですが、その時には早稲田の思いが強くなっていたので、本人も家族もどんよりしてしまいました。そこで、改先生にご相談したところ、答案をしっかりと分析していただき下記のご提案をいただきました。
・国語の演習を冬休みまでに20問やる。高速で読み、重要な箇所にマーク、記述は本文と行き来して書ききる
・算数は、本文の条件を整理して書きだす、シンプルに高速で書く
国語については、問題の選定から記述の採点講評までしていただき、本人もかなり理解が深まったようでした。こうした対策が功を奏し、12月の合不合では過去最高の偏差値をとり、実力も上がってきたという手ごたえを得られました。同じようなことが長男のときにもあったので、改先生のマジックだなと本当に驚きました。
ところが、冬期講習を経て1月校を受けてみると、全くうまくいきません。10日の栄東は難関校コースで合格したものの、その後、市川が不合格。手ごたえがあったようだったので、こたえました。ここまではある意味想定内だったのですが、想定外だったのが、非常に好感触、かつ持ち偏差的にも問題がなかった立教新座が補欠になってしまったことです。本人が確認して、グレーの画面しか出てこないので大きな衝撃を受けていました。
この時も、頭がぐちゃぐちゃな状態でご相談してしまったのですが。下振れしても58はある、あとは丁寧さと集中力で取り切ればいける、くらいに受け止めてもう一度気合を入れ直していきましょう、とアドバイスをいただきました。
本人はどうしても早稲田に行きたい、という気持ちが強くなっており、また長男の「一度決めたことは変えない方がいい」ということばもあり、1日は早稲田に行くことに決めました。そこからの1週間は難しい問題にもめげず、長時間しっかりと過去問をとき、きちんと直し、自分のダメなところに向き合っている様子から4年生時に怒って逃げ回っていたことを思うと、ずいぶん成長したな、と感じました。結果、なんとか第一志望の早稲田に合格をいただくことができました。
改先生のサポートのすごさを改めて考えると、第一にはデータに裏打ちされた有効なアドバイスがあると思います。6年生の9月以降、やることがたくさんあってパンク気味だと思いますが、長男次男ともに、現実的にこなせるレベルで、これをやれば実力がつく、ということをピンポイントで提示いただきました。頂いた課題をこなすと、本当に魔法のように成績が安定したり上がったりしましたので、驚きしかありません。
第二は、子供の心にとどく肉声のメッセージです。温かく冷静なメッセージで、子供のモチベーションをしっかり支えてくださいました。第三は、親の揺れる心にしっかりと寄り添ってくださることです。特に9月以降はなかなか正気ではいられないですが、まったくまとまっていない心配事を遠慮なくぶつけさせていただいたことで、かなり精神的に救われました。また、セカンドオピニオン的にご感触をうかがえたこともありがたかったです。
兄弟の二人とも、改先生に第一志望に立ち向かっていく勇気をいただき、後押しいただいたおかげで合格をいただけたと思っております。本当にありがとうございました。