偏差値60の壁なんてない

中学受験のサポート歴20年以上の経験から、心構えや考え方を公開します。

算数の条件書き出しや図を書く助けにも。上がる文房具 その3 ノートとペン

中学受験に取り組む中で、勉強から離れない範囲で小さな楽しみや喜びを与えてあげられるのが文房具の良いところ。無闇に高級品を与えたり、文房具マニアに育てるのは勧めませんが、良い道具はストレスを軽減したり、気分を上げてくれるものだと考えています。

ミドリのMD付せん紙とノート。

算数の地力を上げるには、設問で条件が出てくるごとに書き出して、漏れなく視覚化する習慣が近道のひとつ。ちょっと良い方眼罫のノートや付せんを活用すると、書く意欲を刺激することにも使えます。

こちらは書き味が良くて裏抜けもしにくいMD 用紙のノートと、同じ材質の付箋。特に、方眼の付せんは図を書いてノートに貼っていくのにも便利なので、図を丁寧に書かない子にプレゼントするのも手です。

横にしてノートの片面に2枚貼れるサイズなので、設問から条件を書き出しながら必要に応じて図を書いて、貼り付けて解いていったり、他の教科でも気づいたことや追加事項を付箋でどんどん追加したり、書き直したりする習慣をつけると、幅や厚みのある知識を育てる役に立ちます。

 

山櫻のアコーディオンノート。

横に広がっていく使い方が出来るノート。歴史の相関を書き込んだり、図や追加事項を書いた付箋やプリントを貼り込んだりしていく作業が楽しい子も多く、仕上がるとお守りにもなります。作業にハマり過ぎるのは良くないけど、見返して楽しかったり追加で書き足せる仕組みは、用語暗記だけのレベルからもう一段上げる学習には有効なので、難関上位校を目指す子にはオススメの一品です。

 

 

キャンパスの方眼罫ノートと、プリントが貼れるノート。

知っている、使っている人も多いと思うけど、一応必須ということで紹介しておきます。方眼罫は算数や理科のノートに最適。プリントが貼れるノートは名前の通り、少し大きめサイズにしてプリントを綺麗に貼れるようになっています。

 

ゼブラのサラサグランド。

名入れで喜ぶ子が多いのが、実はボールペン。勉強での使用頻度は低いけど、鉛筆やシャープペンとは違う“消さない”大人感が良いみたいです。サラサグランドは、書き味がとても好きなサラサの高級版。高級と言っても1,000円くらいで、喜んでくれるので大人にもかなり多用しています。

こちらはちょっとお高い真鍮無垢 。小学生には要らないかな。でも見た目は良い感じです。

もうひとつ、速乾性のサラサドライ。書き味は変わらず、滲みや手につくことが減るので、特に左利きの子なんかにはかなりオススメ。丸つけや注釈を書くのには、親も気に入るボールペンを探して使うのも良いですね。 

クリップファイル 発泡美人

最後は入試説明会なんかに参加する時におすすめのクリップファイル。蓋つきのクリップボードで、ポケット付きのものがオススメ。ペンホルダーや付箋がセットされてたり、色々あるのでしっくりくるものを見つけるのも楽しいです。こちらは蓋が折り返せるタイプなので、席がなくて立ったままメモを取る時にも便利です。画像はネイビーで、ホワイトやピンクなど8色展開。名前...