偏差値60の壁なんてない

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塾による偏差値の違い 2022年度中学受験用 秋版(女子) SAPIX/四谷大塚/日能研/市進/首都圏模試

2022年度の入試に向けた各塾の偏差値比較、女子の秋版です。抽出元は合格力判定SO1回、合不合3回、日能研9月R4、市進9月版、首都圏模試10月予想偏差値です。

前回比で増減のあった入試回

入試がない時期は、各塾の模試での志望校登録数の増加や、志願者層の偏差値帯の影響を受けて偏差値が上昇します。今年の受験生の動向を反映しているので、一定の注意を払っておくと良いですね。夏前に比べ、複数の入試回で上昇があった学校は以下4校で、特に広尾小石川は5回で上昇が見られます。

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もともと入試回を増やし、定員を極端に絞り込む偏差値上昇型のセットになっているところに、志願者数の増加が見られると考えられるので、併願候補で検討中の方は要注意。十分に余裕のある偏差値でない場合、波乱が起きる可能性も高いと考えて、他の併願日で確実に合格を取るように組む方が良いですね。

山脇も入試の多様化で間口を広げつつ、伝統校の良さに近年好まれる理系や英語の強化といった要素も盛り込んで、人気が上がってきています。そのほかの変動は以下のようになっています。

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日程順

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偏差値順

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各塾の偏差値分布

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