11月までの各塾模試結果を受けての偏差値比較、女子版です。対象はSAPIXが第3回合格力判定SOの80%判定偏差値、四谷大塚は11月10日実施の合不合判定テスト第5回の80偏差値、日能研が11月19日発行のR4です。
女子は44校、60入試に変動がありました。複数の入試回で上昇したのは、都市大等々力が3つ、開智日本橋、恵泉女学園、香蘭女学校、山手学院、大妻、日本女子大、普連土、法政第二、國學院久我山は2つ。
偏差値40台〜50台のボリュームゾーンで多く上昇が見られる中で、渋幕、渋渋、桜蔭、女子学院、慶應中等部といった最上位校が四谷偏差値で1ポイント下降していることも目につき、より安全志向が強まっているように見えます。
3つの塾全てで上昇しているのは2/2の共立女子のみで各1ポイント、一方の塾で上昇してもう一方の塾で下降している学校も4校あり、男子に比べると評価が分散しているのが良くわかります。言い換えれば、男子以上に偏差値より過去問対策と相性を重視した方が良さそうな印象で、安全校をもう一校重ねたいような動きです。
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背景色はその集団の中での上の上=赤、上の中+下=黄、中=緑。大体の分布はこんな感じです。