偏差値60の壁なんてない

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塾別偏差値2020年度版(男子) 2019年11月 SAPIX/四谷大塚/日能研/市進/首都圏模試

11月までの各塾模試結果を受けての偏差値比較です。対象はSAPIXが第3回合格力判定SOの80%判定偏差値、四谷大塚は11月10日実施の合不合判定テスト第5回の80偏差値、日能研が11月19日発行のR4です。

模試ごとの偏差値の変動は、志望申告者数の増減で起きます。併願先として記入する人が増加すると上昇、減少すると下降するわけですね。もちろん申告者の得点も影響します。春の時点の偏差値から上昇しているのは27校の43入試、下降は10校の11入試。

巣鴨世田谷学園は併願校候補としてかなり人気の様子で、1〜3回と算数午後の全ての入試回で2〜3ポイントの上昇傾向。都市大等々力は3つ、攻玉社明大中野、法政第二、城北、国学院久我山、高輪、山手学院、開智日本橋が2つの入試回で上昇しています。

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数少ない下降のうち、芝は1回がSAPIXで1ポイント、2回は四谷で2ポイント低下。いまどきwebはおろか郵送さえ受け付けない窓口出願オンリーなのもポイントでしょうか。好きな人だけ来て欲しいって感じの学校ではありますね。

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偏差値比較一覧表をPDFや表計算で欲しい方はこちらよりダウンロードしてください。

 

背景色はその集団の中での上の上=赤、上の中+下=黄、中=緑。大体の分布はこんな感じです。

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