偏差値60の壁なんてない

中学受験のサポート歴20年以上の経験から、心構えや考え方を公開します。

合不合の正答率別得点と偏差値

四谷大塚の第2回合不合テストまで、あと2週間ほどになりました。受ける方はここでしっかり得点して、夏への弾みをつけたいですね。

合不合が問題集より有用なのは、そこそこ緊張感のある中で問題を解いて、正答率と偏差値が出るところ。特に第3回〜第4回までは合格判定以上に復習が重要なので、結果をサクッと見たら、しっかり復習して夏休みに入る予定にしておくと良いでしょう。

正答率20〜30%以上の問題は、入試本番で落とすと他の受験生と点差が開くレベルの目安になります。30%以上の問題を完答すると、偏差値は60前後。正答率50%以上の問題は、どこの学校でも落としてはまずいレベル。出来なかった問題は必ず完答できるまで周回しましょう。

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周回の際には不正解の問題を貼り付けてプリントを作り、正解した問題は外してまた不正解問題だけでプリントする形で連続周回しておくと良いです。

期間を明けてまた復習するのも良いですし、正答率50%以上に★★★、正答率30%以上に★★、正答率10%以上に★などを付けて解かせると、自分の得手不得手の感覚と全体の正答率や難解さの感覚をすり合わせることにも使えます。

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