偏差値60の壁なんてない

中学受験のサポート歴20年以上の経験から、心構えや考え方を公開します。

除籍本の活用

ちょっと受験から外れますが、大学や図書館の除籍本の無償配布のお話。

除籍本コーナーから本を出したので、一部を撮影しました。図書館や大学の除籍本の無償配布で貰った本です。一回で貰ってくる量は数冊〜多くても20冊くらいですが、期間が長いと縦横2mの本棚でもいっぱいになります。定価で買ったら○十万円の量ですね。

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スペースの問題もあるので、ただ大量に貰えば良いわけでもありませんし、版が古かったり傷んでいる本もありますが、高価で買いにくい本などもあり(中央下のLOTRは3冊25,000円!図鑑や日本の歴史なんかも揃えると高価ですね)、何度も読み返せるような質の高い本を無料で貰えるのは良いです。自分で買う本は割とジャンルが偏りやすいものですが、子供は意外な本を好きになったりしますし、多少雑に扱われても、元が古いので気にならないというメリットも。

うちではレクリエーションルームの隅に除籍本コーナーを作っていて、子供の友達が集まった時は、本を読んでいたり、借りて帰る子もいます。身近に質の高い本があって気が向いた時に読める環境は、学習のしやすさにもつながるように思います。教えている子や弟妹に、まとめて貸してあげたりもしていました。

除籍本の配布日は、各自治体の公式ホームページで案内していたり、図書館の入り口や掲示板で案内していて、呼び方も除籍本/除籍書籍/廃棄図書など様々ですが、周囲の認知度が高いと時間前から並ぶ地域もあるようです。図書館によって、毎月の整理日後の図書館もあれば、不定期のところもありますので、興味の湧いた方はお近くの図書館など調べてみてください。