偏差値60の壁なんてない

中学受験のサポート歴20年以上の経験から、心構えや考え方を公開します。

2019年中学入試合格実績の各塾の比較(四谷大塚/SAPIX/日能研/早稲田アカデミー/栄光ゼミナール/ena/TOMAS/市進)

四谷大塚SAPIX日能研早稲田アカデミー、栄光ゼミナール、ena、TOMAS、市進の2019年合格実績を比較したものです。偏差値は四谷合不合80%順(複数入試校は低い方の数値)で、最多数の背景に着色してあります。

2020年の2月時点の暫定版はこちらをどうぞ。

 

f:id:aswg-tutor:20190415034951p:plain

2019年中学入試の塾別合格実績:偏差値64〜72

f:id:aswg-tutor:20190415035015p:plain

2019年中学入試の塾別合格実績:偏差値58〜63

f:id:aswg-tutor:20190415035036p:plain

2019年中学入試の塾別合格実績:偏差値52〜57

合計数が定員を超えているところがほとんどですが、これは各塾に重複があることに加え、辞退を見込んでかなり多めの合格者を出すことも理由です。特に300%を超えている4校はいずれも1月実施校ですね。

上位はSAPIXが最多数をほぼ独占し、優秀層が分厚いことがわかります。四谷の学校別も学習面のサポートの必要が激減するくらい優れたものですが、校舎が限られているのがネック。学校別の校舎が近ければ四谷でも良いですが、通うのが大変で近くにSAPIXがあるなら、転塾も検討の価値があると思います。

他にも、武蔵・早大学院は早稲アカがトップで四谷SAPIXも同じくらいの数になっていたり、小石川・桜修館・両国などの都立にはenaや栄光が健闘していたりなど、塾によって傾向がありますね。