偏差値60の壁なんてない

中学受験のサポート歴20年以上の経験から、心構えや考え方を公開します。

塾による偏差値の違い SAPIX/四谷大塚/日能研/市進/首都圏模試

塾別偏差値が良く見られていたので、もう少し多くの学校で掲載しておきます。 

 

 

f:id:aswg-tutor:20190412182501p:plain

SAPIX57〜72と四谷・日能研の偏差値比較

f:id:aswg-tutor:20190412182520p:plain

SAPIX49〜56と四谷・日能研の偏差値比較

f:id:aswg-tutor:20190412182541p:plain

SAPIX43〜48と四谷・日能研の偏差値比較

元データは四谷大塚2019合不合6回80%、SAPIXオープン2018(赤字は2020予想リセマム版)、日能研2019結果R4、市進2019予想80%、首都圏2020予想80%です。年度も混在していますが、そこまで大幅な変動もないので目安としてご覧ください。

100人中に置き換えると、SAPIXの1〜25位(偏差値57以上)に相当するのが、四谷日能研の1〜8位。人数の厚みが3倍もあるので、この辺りまでの層の学校を目指すならSAPIXは特に強いです。

同様にSAPIXの26〜54位(偏差値49〜56)に相当するのは四谷日能研の9〜22位で、SAPIX29人に対し14人。SAPIXの55〜74位(偏差値43〜48)相当が四谷日能研の23〜35位で、SAPIX19人に対し13人です。つまり、このあたりまでの学校だとSAPIXに十分な厚みがあって活用しやすいと言えます。

これより下の偏差値42以下に該当するのはSAPIXが26人、四谷日能研には65人という感じで倍以上の厚みがあります。偏差値40〜60がその集団の約3分の2を占めるので、SAPIX偏差値40未満の場合は四谷か日能研の方が良いですね。