偏差値60の壁なんてない

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中学受験1月校(千葉・埼玉)の一覧

日程/偏差値/科目別配点/大学進学実績/山手線内各駅から学校までの所要時間を表にしたもので、2019年受験用のデータを一部最新に修正中のものです。通学時間は1時間くらいまでが良いので、山手線内から最短でも90分以上かかる茨城県内の学校や、地域内に住民票がないと入れない公立校は除外しています。

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1月校の日程/偏差値/科目別配点/大学進学実績/山手線内各駅から学校までの所要時間

偏差値は四谷大塚の合不合80%で、合格実績は学校発表のものを使用していますが、年度が異なったり集計ミスの可能性もあること、コース別の学校では進学実績も難度の高いクラスに集中すること、年度によって募集人員や入試日程が変わるケースもあることなどから、受験に対する雰囲気を想像する程度の参考にしてください。

なお、私大は重複のため実人数との乖離は大きいので、イメージしやすくするために比率を半数にしてあります(立教新座を除く)。例えば渋幕なら、東大は上位9%、旧帝一工19%、国公立35%はそのまま生徒数比で、上位私大は350名→175名換算で47%にしてあります。また、昭和秀英は現役比率不明のため総数を掲載しているので、比率は入れていません。

進学実績を見ると、国公立は渋幕/栄東/東邦大東邦が3割超え、開智/江戸取/市川で2割超え、大宮開成/専大松戸/芝浦工大柏GSも1割超えとなっていて、私大も9割を超える立教新座を除く多くの学校が、GMARCH以上に上位5割くらいが現役で進学可能と考えられます。

また、コース別クラスになっている場合、そのクラス内での進学率はこの表のものより数段高いこともあります。特待でも一般と同じクラスになる学校と、コース別で6年間基本的に同じ集団で進学する場合では、周囲の生徒や学校から受ける影響はかなり異なるので、学校選択の際には良く調べて検討してください。

栄東や立教新座専大松戸大宮開成などは都内でも1時間目安で通える地域が結構あります。通学は負担が大き過ぎない1時間以内が良いと思いますが、時間だけでなく上下方向や始発駅、時間帯などによっても過酷さが異なるので、実際の登校時間の通学を想定して検討してください。その上で通えると思う学校であれば、お守りとして心強いと思います。