イベントや施設、学校の再開など、警戒心が緩みやすい雰囲気が出てきていますが、まだまだ収束どころか、全く予断を許さない状況と考えた方が良さそうです。
都内では100人、国内では1,000人を超えて増え続けていること、無症状や軽症の感染者がもっとたくさんいる可能性もあることを踏まえて、わかっている危険な三つの要素、「換気の悪さ」「密集」「近距離での会話」を避け、手洗いを徹底すること。
ウイルスは数時間〜一日以上死滅しないと言われているので、密集を避けた屋外などでも、数時間以内に感染者の咳がかかった物に触れれば、感染する可能性は十分あります。特に子供はそこらを気にせず触ってしまうので、屋外に連れ出す時は手袋、帰宅後は手洗い+洗顔+うがい&洗濯、くらいの意識は持っておいた方が良いかもしれません。
それに、来年の受験は無くならないでしょうし、時事問題などに使われる可能性も高い。なるべく信頼性の高い情報に接して、まずは自分たちの身を守る意識を家族で共有できると良いですね。
一般向けの情報
特に専門家会議の提言は、理解を深めて身を守るためにも必見だと思います。
神戸大学大学院保健学研究科・教授の中澤 港さんのまとめ。情報量が多いので受験生向きではないけれど、かなり便利な情報リンクになっています。
弁護士の吉峯 耕平さんがまとめているnote。
国内の省庁・医療機関の情報
日本リウマチ学会の医師向け情報ページ。高血圧や糖尿病、COPDなどの基礎疾患がある人は重篤化しやすいことなど、1次情報へのリンクもあります。
状況を追うのにも便利な厚生労働省のページ。
国立感染症研究所:新型コロナウイルス(COVID-19) 関連情報ページ
国立感染症研究所から発出された最新の情報。
こちらは外部リンクなども含めた情報ページ。
医療従事者に向けた情報共有を目的とした、様々な対応や症例報告など。
日本内科学会 緊急掲載:新型コロナウイルス(COVID-19)感染症
こちらは日本内科学会雑誌に掲載されるコロナウィルスについての寄稿。致死率と基礎疾患や年齢との関連などについて、武漢の入院症例や中国の感染症情報システム確定例などから解説。
海外の情報
Coronavirus Could Overwhelm U.S. Without Urgent Action, Estimates Say
The New York Times のサイト。他国だけど厳しい管理の場合と、何もしない場合の感染の広がりを視覚的に表現しているので、引き締めに。
商業活動の制限措置も取られているイタリアの県別感染状況などを確認できます。
CDC:Coronavirus Disease 2019 (COVID-19)
アメリカの疾病予防管理センターによる特設ページ。
世界保険機構の緊急情報コンテンツ。
医学雑誌
NEW ENGLAND JOURNAL OF MEDICINE:Coronavirus (Covid-19)
マサチューセッツ内科外科学会発行の医学雑誌の特集ページ。
The Lancet:COVID-19 Resource Centre
ランセットの特集ページ。
JAMA:About The 2019 Novel Coronavirus COVID-19
米国医師会雑誌の特集ページ。
The BMJ:Coronavirus (covid-19): Latest news and resources
イギリス医師会雑誌BMJの特集ページ。